On-Demand Webinar: Deriving Context from Immunological Data with Advanced Flow Cytometry

Duration: 35 minutes

2022年2月16日 AM 1:00

免疫学的な挑戦や刺激に対する免疫系の機能、調節、変化に関する詳細な情報を得る能力は、がんを含むヒトの病気の治療の進歩を支えています。

これらのデータから得られた知見は、例えば、がん細胞を攻撃するために個人の免疫システムを利用するキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)などの養子免疫療法の開発を可能にし、がん治療に革命を起こしています。

このような標的特異性の高い治療法の開発を進めるためには、より効率的で強力なツールが不可欠です。 それに加えて、複雑なデータセットを迅速に解釈し、可視化するための解析ツールも大変重要です。

例えば、フローサイトメトリーは、T細胞サブセットの免疫表現型と機能を調べるために広く利用されている方法ですが、異なる細胞ソースやタイムポイントからの変動により、フローサイトメトリーを高い再現性で行うことは困難な場合があります。

そのソリューションとしては、アドバンストフローサイトメトリーの使用が考えられます。 これは、ハイスループットなサンプル取得と堅牢な解析ソフトウェアを組み合わせたもので、メモリーT細胞サブセットの形成を誘導する能力やエフェクターT細胞集団を活性化する能力など、免疫細胞機能のダイナミクスについてより深い知見を得ることができます。

ウェビナーでの主なディスカッションテーマは以下の通りです:

  • 免疫腫瘍学治療の開発および応用におけるボトルネックに対処する超高速フローサイトメトリー
  • 養子細胞療法に向けた細胞傷害性T細胞の活性化、Tメモリー細胞の形成など、イムノフェノタイピングと高度な細胞機能アッセイ
  • これらのデータを効率的かつ高い再現性で取得すること 
  • ライブの質疑応答


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講演者プロフィール


Nina Senutovitch Ph.D.
ザルトリウス細胞解析製品開発担当シニアサイエンティスト

ニューメキシコ州立大学にて生化学の理学士号を取得。カーネギーメロン大学にて生物科学の博士号を取得し、新規蛍光プローブの開発と機能の詳細について研究。

ピッツバーグ大学のポスドクとして、ヒト肝臓の「オルガン・オン・ア・チップ」モデルの使用など、肝毒性を検出するためのバイオセンサーベースのライブセルスクリーニングアッセイを確立した。2019年、セルアナリティクスのシニアサイエンティストとしてザルトリウスに入社。