クロマトグラフィー開発サービス
何十年にもわたるダウンストリームプロセス開発の専門知識を活用
ザルトリウスの専門家は、生体分子のクロマトグラフィーや精製、分析法開発における経験が豊富です。モノリス型クロマトグラフィーのあらゆる利点を利用するための技術的アドバイスを求めているのか、品質を確保しながら生産性と効率を最大限に上げるための開発サポートを求めているのかにかかわらず、ザルトリウスは幅広いカスタムソリューションを用いてクライアントのお役に立てるように尽力しています。
各種モノリス型クロマトグラフィーサービス
適切なクロマトグラフィーツールと適切なタスクのための適切なスキル
ザルトリウスの施設は、バイオセーフティーレベル2までの生体分子のプロセスや分析法の開発に対応するための設備が整っています。ザルトリウスの技術専門家がユーザー独自のニーズに合わせた作業計画を作成し、プロジェクトマネージャーが開発を通して常に連絡がとれている状態を確保します。
ダウンストリームプロセス開発
クライアントの生体分子(ウイルス、pDNA、バクテリオファージ、細胞外小胞、タンパク質、PEG化タンパク質など)の溶解やキャプチャから精製や製剤化までを網羅したダウンストリームプロセス開発
ザルトリウスは以下をご提供します:
モノリス型カラムのみを用いて開発された、臨床段階から市場供給までのあらゆる段階に適したプロセス
溶解法の開発、クロマトグラフィー担体の選択と最適化、ウイルス不活化、ろ過、タンジェンシャルフローろ過が含まれるカスタム多段階プロセス
適切な分析法の推奨
クライアントの施設やCMOへの標準作業手順書(SOP)の技術移転。
タイムリーな製品リリースのためのHPLC分析ツール
不純物の検出と除去は、生体分子ダウンストリームプロセシングにおいて極めて重要です。HPLCは高感度で、広いダイナミックレンジを備えているため、純度の優れた指標となります。しかし、個々の製品に適したアプリケーションをデザインすることは困難です。ザルトリウスの専門家は、クライアントに短時間で自信を持って製品リリースを達成していただくために、適切なオンラインHPLC法を開発することができます。
HPLC分析開発
HPLC分析法の開発:
工程内管理(PAT)のための方法。アップストリームとダウンストリームのバッチの管理の強化、効率の向上、および不合格バッチの削減のために開発された方法。
製品のリアルタイムリリースを実現する最終管理のための方法。
すべての方法はバリデーション可能です。ザルトリウスのHPLC法は、 を使用しており、特性評価のための参照方法と共に PATfix® で開発されています。
分析開発サービスには、さまざまな分析法のメソッド開発、バリデーションと検証、医薬品サンプルと生体分子の移転と定期検査も含まれます。
個々のニーズに対応したカスタムアフィニティーカラム
粒子間に見かけ上の類似性があっても、ある粒子に適した固定化条件が別の粒子には最適ではないことがあります。アフィニティー相互作用では、固定化粒子の立体構造や環境の小さな変化が生理化学的特性やアフィニティー(親和性)に影響を及ぼします。ザルトリウスは、クライアントの状況に合わせたアフィニティーカラムを作製いたします。
固定化サービス
さまざまな活性化モノリスは、抗体、タンパク質、ペプチド、酵素、核酸、小有機分子の固定化の土台となります。リガンドが、モノリスマトリックスとの安定な共有結合を形成し、漏出を防ぎます。
ザルトリウスの固定化の最適化サービスでは、さまざまな活性化モノリス、バッファー系、不活性化条件、リガンド密度を検討し、適切なアプリケーションの適切なツールをご提供します。