Microsart®マイコプラズマqPCR検出アッセイには医薬品QC工程のゴールドスタンダードとなる性能があります。
生きているが培養できない(VBNC)マイコプラズマは従来のマイコプラズマ培養法を使用しても検出できないため、偽陰性の結果となるリスクがあります。ザルトリウスのMicrosart® qPCRキットはマイコプラズマ汚染を早期検出するための方法です。これらのキットは高速、高特異度、高感度であり国際的なガイドラインに適合します。
Microsart®マイコプラズマqPCR検出キット:マイコプラズマを検出できる迅速でガイドラインに適合したソリューション。
Microsart®マイコプラズマqPCRキットを用いることにより28日に及ぶ長い培養プロトコールを回避できます。TaqMan®プローブを用いるため最高のqPCR特異性が得られ、融解曲線分析は不要です。
Microsart® AMP/ATMPマイコプラズマキットはEP 2.6.7に準拠した感度、特異性、頑健性に対するバリデーションが実施されています。USPやJPなどの国際規制当局の基準にも適合します。
Microsart®バクテリアキットの必要な細菌種を含むバリデーションスタンダードは、感染性をなくすために凍結乾燥されています。
すぐに使用できるマスターミックスには内部標準となるDNAがすでに含まれています。
Microsart®マイコプラズマキットは、蛍光色素(FAM®とROX®)を検出可能なあらゆるqPCRサイクラーで使用できます。明確に色分けされた試薬を使い短くシンプルなプロトコールに沿って進められます。試薬は凍結乾燥品であるため一貫した品質を保ち、冷凍保存も不要です。
3種類のキットをご利用いただけます:
- 原材料の管理、工程内検査、最終製品のロット出荷検査の場合: Microsart® AMPマイコプラズマキット
- 自家培養軟骨細胞移植やCAR-T細胞などの細胞療法製品(ATMP)を検査する場合: Microsart® ATMPマイコプラズマキット
- 研究開発ラボにおける細胞培養上清中のマイコプラズマのDNA検出での使用: Microsart® RESEARCHマイコプラズマキット