アプリケーションノート:Sartoclear Dynamics® Lab Vキットによる哺乳類細胞培養懸濁液のラボスケールでの清澄化
この研究では哺乳類細胞培養上清をラボスケールで清澄化する新たな方法を評価しています。プロテインAのアフィニティークロマトグラフィーによるモノクローナル抗体の精製前にろ過工程を実施します。従来の清澄化工程では、遠心分離後にろ過するという時間がかかる手順で細胞を除去します。Sartoclear Dynamics® Lab Vキットは従来の清澄化工程と比べて大幅に時間を節約できる方法であるだけでなく、高速ろ過と併用することでクリアランス速度が向上することも認められます。多量の細胞培養液を清澄化するときに、Sartoclear Dynamics® Lab Vキットは標準的なラボ機器による測定に追加するものとして優れており、タンパク質精製前の生産性とスループットを高めることができます。
mAbの発見と開発に関するザルトリウスソリューションの詳細をご覧ください。www.sartorius.com/mab-oncology.