ザルトリウス オンランイベント:タイムラプスイメージングを使用した継続的定量のアドバンテージ ~Incubation to Publication~
8月に開催予定であったザルトリウスライフサイエンスアカデミー2024を、この度オンライン開催に変更させていただきました。12月5日(木)のセッションでは、公益財団法人がん研究会がん研究所 細胞生物部 北嶋 俊輔様と、国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センターの坂口 秀哉様に、それぞれのご研究における弊社のIncucyte®生細胞解析システムの活用アプリケーション事例などについてお話しいただきます。ご講演要旨やプログラムは下をご覧ください。
また、弊社アプリケーションサイエンティストからも、Incucyte®の新しいアプリケーションについて紹介させていただきます。ぜひご参加ください。
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プログラム
12月5日(木) | |
時間 | プログラム |
テーマ: | |
13:30~13:35 | ごあいさつ |
13:35~13:50 | ザルトリウス・ジャパン株式会社 |
13:50~14:30 | 公益財団法人がん研究会がん研究所 細胞生物部 北嶋 俊輔 様 肺がんにおける免疫チェックポイント阻害耐性克服を目指して 抗PD-1抗体に代表される免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は、一部の進行期がん患者において劇的な効果を示す画期的な治療法です。一方で有効な症例は2割程度にとどまり、多くの患者において治療抵抗性を示します。これまでの私達の研究から、特定の肺がんにおいて、細胞質内二本鎖DNA認識経路であるcGAS/STING経路の不活性化がICI治療抵抗性に寄与する可能性が示唆されました。本発表では、ICI治療抵抗性克服を目的とした薬剤によるcGAS/STING経路の再活性化を話題の中心に据え、Incucyte®生細胞解析システムを使用した私たちの研究への応用についてもご紹介させて頂きます。 |
14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:20 | 国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 神経オルガノイドによって可能となる回路レベルでのヒト神経機能評価 ヒトの神経領域を3次元組織として多能性幹細胞から分化誘導した神経オルガノイドは、複雑なヒトの神経発生過程を模倣できるだけでなく、疾患メカニズム解明や細胞治療への応用も可能になると考えられる。我々はこれまでに、ヒト多能性幹細胞から大脳皮質、内側外套、脈絡叢、脊髄などの領域の分化誘導に成功し、神経オルガノイド研究を牽引してきた(Sakaguchi et al. 2015, Sakaguchi et al. 2019など)。 |
15:20~15:50 | ザルトリウス・ジャパン株式会社 非侵襲的条件下でのライブセルイメージングによる3D培養細胞解析およびAI支援画像解析技術のご紹介 細胞培養研究とその手法は近年急速に発展しており、例えば疾患モデルをより反映できる3D培養や画像解析では、複雑なパラメーターをアーティファクトのないラベルフリー法で解析するニーズが高まっています。本発表では、Incucyte®のスフェロイド・オルガノイド解析やAI支援によるラベルフリー画像解析などについて、最新情報とともにご紹介いたします。 |
15:50~15:55 | 閉会のごあいさつ |
※ 各テーマでは各演題の終了後にQ&Aの時間を設けます。
※ セミナーの録画・録音、画面のスクリーンショットはお控えください。また、それらの二次利用もご遠慮ください。
※ プログラムは予告なく変更となる場合があります。
公益財団法人がん研究会がん研究所 細胞生物部
北嶋 俊輔 様
国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター
坂口 秀哉 様