培養細胞を使った研究の常識を覆すIncucyte®ライブセル解析システム
Co2インキュベータに設置したまま ー Incucyte独自のリアルタイム解析機能で、アッセイとほぼ同時に解析結果を表示します
ライブセル解析は安定した環境のCO2インキュベータ内で、数日間、数週間、あるいはそれ以上の長期間に渡る観察が必要となる場合があります。
とても使い易く洗練されたIncucyte®システムを使用すれば、セルヘルス、形態変化、細胞運動および機能等、ダイナミックな知見を簡単に、そして、スピーディーに得ることができます。
数日から数週間にわたる生細胞のタイムラプス観察を、サンプルをセットするだけで簡便に行うことができ、リアルタイムに起こる細胞の経時的変化を可視化します。
- リアルタイムのライブセル解析 — サンプルをセットし、数時間から数週間、それ以上の長期間にわたり画像を自動取得
- 細胞の保護 — 細胞に影響を及ぼさないライブセル実験用試薬でアーチファクトを低減
- 優れたデータ — 効率的で再現性の高い画像解析を自動取得
- 柔軟性 — 遠隔ソフトウエアアクセス機能でどこからでも実験をモニタリング
Incucyte® SX5 ライブセル解析システムのご紹介
More colors. More insights. More possibilities.
待望の3カラーイメージングで、より情報量の豊富なアッセイデザインを実現したハイエンドモデル。3種類の交換可能な光学モジュールは従来のアプリケーションのみならず神経動態解析やメタボリズム解析等、新しいアプリケーションにも対応
最大5種類の蛍光チャンネルに対応しており、同時に3種類の蛍光画像の取得が可能で、一度の実験から得られる情報量を格段に増加させます。
主な特長:
- 新アプリケーションとしてATPアッセイを追加
- 最大5つの異なる蛍光チャネルを使用可能で、最大で3つの蛍光を同時に取得
- アッセイごとに対物レンズ(4倍、10倍、20倍)とタイムインターバルを設定可能
- 6枚のマイクロプレートを同時に使用可能
- 代謝、神経細胞の活動、スフェロイドのモニタリングができる新しいアプリケーション
- 施設内LANに接続して遠隔操作が可能、無料ライセンスによる無制限のマルチユーザーサポート
スピーディー
免疫細胞と腫瘍細胞の複雑な相互作用、神経細胞共培養におけるシナプス活性、がん細胞の代謝など豊富なアプリケーションを1つのプラットフォームで対応することができます。
増殖する腫瘍細胞から非接着性免疫細胞、初代細胞まで、さまざまな細胞タイプに対応したシステムで、迅速にデータを取得します。Incucyte®は、移動式の光学モジュールにより、振動に弱い細胞を動かすことなく、細胞に適した環境下で経時的な解析を可能にするよう設計されています。セルヘルスや動態のタイムラプス観察を行い、幅広い表現型の細胞ベースのアッセイを行うことができ、培養細胞を使った研究の常識を覆します。
研究効率を向上
シンプルかつ柔軟な操作で生産性を改善します。T-フラスコ、ディッシュ、マルチウェルプレートに対応可能なトレイを使用して、ワークフローの1つのステップから次のステップへと円滑に移行します。
細胞培養の品質管理を強化して実験結果の改善を図る場合や、複雑な細胞間相互作用を研究したい場合など、Incucyte®ライブセル解析は研究効率を向上させ、マルチユーザーサポートや無制限の無料ライセンスにより、リモートアクセスが可能です。
最適化された試薬と検証済のプロトコルで効率化 - トラブルシューティングに費やされる時間を大幅に短縮し、研究にかけられる時間を増やします。表現型と機能を病理学的プロセスに結びつけることができる、検証済みのターンキーソリューションを使用することで、セルヘルス、細胞動態、細胞機能の堅牢な測定値を得ることができます。
細胞を保護する
細胞に影響を及ぼさない生細胞実験専用の試薬を使用することで、細胞への影響を最小限に抑え、効率を最大化するとアーチファクトを低減し、サンプルをインキュベータ内に設置したまま、培養しながら解析を行うことができます。 これにより、細胞を適切な環境に維持したまま、マイクロプレートアッセイの利便性とスループットに加えて、情報量に富むデータ解析が可能になります。
新たな知見を得る
経時的な変化を観察することで、細胞の変化を見逃すことなく、新たな知見を得ることができます。蛍光画像およびHD位相差像により、同じ細胞集団を連続的に多重測定することができます。自動化された再現性の高い画像解析により、特定の生物学的変化を可視化することができます。Incucyte®を使用すれば、すべてのステップで正確な細胞解析のデータを得ることができます。